介護福祉士の資格をとる方法【介護福祉士になるには?】

介護福祉士になる方法モデルケースAさんの場合/福祉系高校を卒業

Aさんは、祖父母と両親、弟の3世代同居の6人家族です。
Aさんが、中学1年のときに祖母が脳梗塞による右半身麻痺になり、
両親が祖母を介護するのをずっと手伝っていました。

 

中学3年の夏休み、老人ホームへ体験ボランティアを経験し、
介護の仕事について知ったことがきっかけで、
自分にもこの仕事が向いているのではないかと興味を持つようになりました。

 

高校受験の進路相談で、介護や福祉に興味があるのであれば、
福祉系の高校への進学をしてみてはどうかと高校の担任の先生に勧められ、
福祉系高等学校へ進学。
福祉系高等学校では、在学中に訪問介護員(ホームヘルパー)の資格を取得することができ、
高校卒業と同時に介護福祉士の受験資格が得られます。

 

高校三年間の間に、介護福祉士の受験資格を得るための専門科目や介護技術を学ぶことができ、
特別養護老人ホームや障害者施設などの介護の現場実習もあります。
夏休みや冬休みを中心に実習が行われるので、忙しい毎日を過ごすことになりますが、
同じ目標を持つクラスメイトと励ましあいながら努力する3年間は実り高いものとなったはずです。

 

Aさんは、現在、介護福祉士の資格を活かし、特別養護老人ホームで働いています。

介護福祉士になる方法モデルケースBさんの場合/実務経験を活かして取得

Bさんは、家事の合間に病院の病棟でパートの介助員として勤める51歳です。
Bさんが働く病院は、療養型の医療施設で、見よう見まねで介護の仕事を覚え、
患者さんの体を温かいタオルで清潔にすることや、おむつ交換などもスムーズにこなすベテランさんとして活躍しています。

 

子育てを終えて、自分の時間を持つことが可能になったBさんは、
介護福祉士の資格取得を目指そうと決意しました。
介護福祉士という資格をえることで、現在の仕事にも役立たせることができますし、
待遇もよくなること間違いなし!です。

 

介護福祉士は、3年の実務経験があると受験できる資格です。
ですが、今までは見よう見まねで覚えてきた知識なので、
改めて介護福祉士養成講座のテキストと、受験対策ワークブックを購入して勉強を開始。
久しぶりの受験、勉強、難しい専門用語でとても大変でしたが、
問題集を繰り返し学習し、苦手な科目も克服し、同僚からの励ましやアドバイスもあり見事合格。

 

同じ位の年齢の同僚の中には、専門用語などの勉強が大変で、
一年受験を見送った人もいたそうですが、その人も翌年、受験し、見事介護福祉士の資格を取得しています。
介護福祉士の資格は、一年に一回おこなわれています。
自分のペースで勉強し、資格取得を目指す事もできるのですね。

 

介助員のときはパートでしたが、介護福祉士の資格取得後は
今までと同じ療養型の医療施設で、常勤として働いています。
介護士の仕事に、介護福祉士を目指すときに学んだ知識や技術を活かし、
自信とほこりを持つことができるようになったとBさんは語っています。

介護福祉士になる方法モデルケースCさんの場合/働きながら2年制通信講座で取得

Cさんは、第二の人生を考え始めていた際、訪問介護員として働く妻の手伝いで、
デイサービスのボランティアに参加したことがきっかけで、介護職に興味を持ちました。

 

妻は、ホームヘルパー<訪問介護員>として働く48歳。
妻の仕事内容に興味を持ったCさんは、自分も第二の人生に介護職を選びたい・・・
と考えるようになり、働きながら介護福祉士の受験資格を得ることができる方法を探し始めました。

 

そして、NHK学園の通信教育の受講をスタート。
NHK学園の通信教育講座は、高等学校の卒業者であれば入学ができ、
入学金や授業料は2年間で合計30万程度、中小企業のサラリーマンであるCが、
無理なく学ぶことがでる金額です。

 

NHK学園の通信教育の講座内容は、自首学習とスクーリング、介護実習です。
自宅学習と言っても毎月決まった課題を提出し、
仕事と両立させていくことが大切です。
実際に仕事をしながらの勉強は大変な事も多く、
途中で何度も挫折しそうになったことがあったそうですが、
妻の励ましや応援もあり、何とか続けていくことができました。

 

スクーリングは2年間で、約一週間。
2年目には介護実習がります。
NHK学園の通信講座では、合計2週間ほどの実習ですから、
スクーリングも実習も、有給休暇などを利用して、無理せず参加することができたそうです。

 

通信教育を修了すると、実務経験を積みながら自分で学習し、
介護福祉士の資格を受験。

 

見事合格し、Cさんは、妻が働く施設で、常勤として働いています。

介護福祉士になる方法モデルケースDさんの場合/働きながら夜間部に通学して取得

Dさんは、介護福祉士の資格を、3年制の夜間部に通学しながら、働きながら取得しました。

 

IT企業のサラリーマンだったDさん。
納期が迫る度に勤務時間が不規則になり、残業や休日出勤が重なり、
ついに体を壊して入院することに・・。
その入院中、高齢者もたくさん入院していて、看護師さんが笑顔を絶やさず優しく接している様子をみているうちに、
自分も人と接する仕事がしたいと考えるようになったそうです。

 

介護や福祉の仕事をする人材が不足している事を知り、
自分でも、介護や福祉の仕事ができるだろうか?と色々調べてみたところ、
働きながらであっても資格取得への道があることを知りました。

 

今までのIT企業の仕事をしながらでは、時間的にもあまりにも無理がるため、
退職し、体に無理のないアルバイトをしながら奨学金を受けて夜間部へ。
専門学校の夜間部には、同じ目標を持った仲間がたくさんいて、
とても励みになったそうです。

 

夜間部の2年目からは、実習先の介護老人保健施設の介助員のアルバイトも見つかりました。
実習があるときには、アルバイトとの調整も大変でしたが、
専門学校の実習では、老人福祉施設、障害者施設などを経験でき、
卒業と同時に国家資格を取得。

 

現在、Dさんは、障害者施設で介護福祉士として働いています。

介護福祉士になる方法モデルケースEさんの場合/保育士資格と介護福祉士を同時に取得

Eさんのお母さんは看護師で、Eさんも小さな頃から看護師さんになりたいと思っていました。
ですが、中学生の時、保育園での職業体験があり、
子どもたちに接することの楽しさ、子どもたちに信頼されている保育士さんへの憧れを抱くようになり、
自分は、保育士になりたいと思うようになりました。

 

Eさんのお母さんは、看護師の資格を活かして、訪問看護の仕事をするようになり、
高校生になったEさんは、お母さんの仕事への関心も持つようになりました。
お母さんとの会話の中で、一人暮らしのお年寄りや、寝たきりのお年寄りのこと、
福祉のことなどを話すようになり、考えるようになり、
その中で、介護福祉士としての仕事にも興味がわくようになり、ボランティアとして実務を体験。
その中で、介護福祉士の資格も取得したいと強く思いました。

 

しかし、保育士への夢へもあきらめきれず、
高校の進路指導の先生に相談したところ、
保育士の資格と介護福祉士の資格の両方をとることができる道があることを教えてもらいました。

 

Eさんは、短期大学の保育士コースに進み、2年間の保育士養成課程を修了して卒業すると、
保育士の免許を取得し、さらに一年間の介護福祉士の養成のための専科に進み、介護について学びました。

 

保育士としての資格、介護福祉士としての資格を取得しているEさんは卒業後、
保育士コースと介護福祉士の両方で学んだ知識を活かすことができる
重症心身障害児施設で、保育士として働いています。