介護福祉士の資格をとる方法【介護福祉士になるには?】

介護福祉士が必要とされる背景

介護福祉士は、実際に介護に携わる介護職の中で、唯一の国家資格です。

 

福祉関係の仕事には、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、
介護支援専門員(ケアマネージャー)など、様々な職種があります。
高齢化がすすみ、「超高齢化社会」といわれている昨今、
認知症高齢者が増え、介護ニーズも多様化しています。
そして、高齢化が進み続けている今、介護の現場では様々な問題を抱えています。
その問題に対応できる質の高い人材を確保することが求められ、
介護福祉士のニーズが高まっています。

 

昔は、寝たきりの高齢者や障害者の世話は、
一つ屋根の下で暮らす家族や親族が協力し合って行っていました。
ですが、高度経済成長に伴い核家族化がすすんだ近年、
女性も仕事を持ち社会進出しています。
そして、少子化も進み核家族化がすすんで、
高齢者の一人暮らし、或いは高齢者のみの夫婦暮らしの世帯も増えています。

 

また、生活も豊かになり、医療も進歩して、
疾病や障害があっても長生きできるようになりました。
平均寿命が50歳だった昔とは異なり、
今では平均寿命は80歳を超えています。

 

介護が必要になったことを「要介護状態」と言いますが、
要介護状態の人は80歳以上で二人に一人といわれています。
さらには、介護期間が長期化し、介護状態の重度化もすすんでいます。

 

たとえば、認知症の介護はとても大変で、
場合によっては一家共倒れともなりかねないような介護生活となってしまうのですが、
認知症高齢者は急速に増えています。

 

老々介護の世帯も増えていますし、
年老いた親が障害者である子どもの面倒を見ている世帯も少なくありません。

 

このような現状がある昨今、
高齢者や身体障害者の介護を社会全体で支えようという取り組みがスタートしました。
それが「介護保険制度」です。
この、介護保険制度の担い手として、介護福祉士の働きが注目されています。
介護保険制度がスタートしたのは2000年です。
10年以上経った現在、当時に比べれば介護職の人材の育成もすすんでいますが、
それよりも高齢化へのスピード、少子化へのスピードが速く、
ニーズに応えるだけの十分な介護要員の確保ができていませんし、
専門職としても介護福祉士の育成も、まだまだ十分ではありません。